リーマンのスピリチュアル立ち往生日記-eSpirituaLiterature

スピリチュアルを日々の生活に取り入れながらはたらくリーマン

ーエルビス・プレスリー

このブログは、40代 iSpiritsリーマンが「 なんとなくスピリチュアル的」なことに関してつづっています。

エルビスプレスリー、Wikipedia

(Wikipedia)

今回は、エルビスプレスリー「キング・クレオール(King Creole)」について書きたいとおもいます。彼自身はテネシー出身ですが、意外なところでクレオールとつながています。

 

ロック界のキングがクレオールに感じたスピリチュアルとは?

プレスリーは俳優としてのキャリアを通じて演じた役の中で、『キング・クレオール』のダニー・フィッシャーの役が一番好きでスピリチュアル的なことを感じたと語っています。

 

当時の記事を読むと、ブルース音楽と白人男性の激しさの雰囲気をブレンドした、プレスリーのステージ上でフリフリと揺らす腰とかれの甘い唇に、女性たちは熱狂メロメロだったそうです。そして、そのプレスリーがこの映画「キング・クレオール」のスクリーンに登場すると、これまで以上に多くの若者が熱狂したようです。

 

 

映画「キング・クレオール

公開: 1958年7月

配給元:パラマウント・ピクチャーズ

監督:マイケル・カーティス

ジャンル:アメリカのミュージカルドラマ映画

プロデュース:ハル・B・ウォリス

出演:エルヴィス・プレスリーキャロリン・ジョーンズ、ウォルター・マタウ

原作:ハロルド-ロビンスの1952年の小説「ダニー-フィッシャーのための石」

受賞:全米レコード産業協会(RIAA)からゴールド認定をけた。

サウンドトラックの曲「ハード・ヘッドド・ウーマン」はビルボード1位

・バラエティ映画の興行収入チャートで5位

 

概要

ニューオーリンズを舞台に、19歳のダニー・フィッシャー(プレスリー演ずる)少年は、高校を卒業しようと奮闘するも、偶然にも歌の仕事に就くことになってしまう。キング・クレオール・クラブ(フレンチ・クオーターのキャバレー)で、2人の女性と関わり、犯罪の裏社会に巻き込まれていく。

 

1956年 人気の絶頂期を迎えていた、プレスリーは映画のキャリアをスタートさせた

1958年 『キング・クレオール』は彼の3作目であり、最高傑作と言われている。

 

彼自身の最高傑作

プレスリーは後に、俳優としてのキャリアを通じて演じた役の中で、『キング・クレオール』のダニー・フィッシャーの役が一番好きだったと語っています。

 

兵役直前に撮影

本来、プレスリーは兵役に就く予定でしたが、この映画の作成の為に、1958年1月から3月まで60日間の猶予を与えられ、その間にニューオリンズで撮影したそうです。

 

 

『エルヴィス映画』

エルヴィス映画はそれ自体が一つのジャンルであるといわれている。

当時はやっていた、ミュージカルで水着で出演した水着の女王と呼ばれた「エスター・ウィリアムス」やバスビー・バークレーのミュージカルと並んで称賛されているそうです。

要するに、当時の独自のカテゴリーを作り他と比較することはできないくらいに凄いということなのでしょう。

 

エスター・ウィリアムス

1921年8月米ロサンゼルス生まれ。学生時代は競泳選手として活躍し、100メートル自由形で当時の世界記録を更新するなど、オリンピック出場も期待される優秀な選手として活躍した。

映画スタジオMGMにスカウトされ女優に転身し、1942年のデビュー

映画『世紀の女王』『ジーグフェルド・フォリーズ』『水着の女王』『百萬弗の人魚』など、同社のミュージカル作品で華麗な水中ショーを披露。「アクア・ミュージカル」(水中レビュー)映画のスターとして人気を博したそうです。

 

バスビー・バークレー

ハリウッド・ミュージカルに革命を巻き起こした伝説的な演出家兼振付師バスビー・バークレイ。それまでの平坦で演劇的なミュージカル演出から完全に脱却し、映画の表現方法を用いた演出で一時代を築いた。現実とファンタジーが巧みに混ざり合う摩訶不思議な世界観、数えきれないほどのダンサーやコーラスガール(群衆ダンス)を取り入れた。

代表作:「四十二番街』、『ゴールド・ディガーズ』、『フットライト・パレード』

 

映画の中でもひときわ目を引くシーンの一つ

プレスリーが少女ネリーをデートに誘うシーン。

彼が彼女に話しかけると、彼の視線が彼女の目から胸に移るように、彼は彼女を食い入るように見えます。彼は彼女のセーターの上の何かを調整しながら、彼女のドレスに手を伸ばす・・・・この瞬間爆発的な何かが映画の中に忍び込んでくる。

 

プレスリーがキング・クレオール・クラブにデビューしたときの場面

クラブ内はこじんまりとしており人もまばら。

ステージに上がると、哀れな椰子の木が2本並んでいる場面がうつる。

プレスリーが歌い始めても、観客は彼のほうには目を向けずに雑談にふける、

次第に、プレスリーのリズムとセクシュアリティが部屋中を駆け巡り、クラブ内に波及してゆく。カクテルをシェイクするウェイトレスにカメラが向けられ、タバコの煙に包まれたキング・クレオールが幻想感を増しプレスリーの音楽はいつも中心に画面が流れる。こんな生まれながらのスターは今までにはいなかったように・・・・・

 

マレーネ・ディートリッヒが『上海エクスプレス』で羽毛のボアをいじるように、

スティーブ・マックイーンがカウボーイハットを整えるように、プレスリーはファンの無意識の世界と現実をつなげるようなチャネリング的な天性の才能を持っていた。

 

第六感が鋭かったマレーネ・ディートリヒ

作品名:上海特急 Shanghai Express (1932)

彼女は絶えず鏡を使い、演技前にどんな場面にも備えて事前練習をしていたそうです。悪いと思われるものはすべて調整し修正し、完璧な演技をしたといわれている。

 

本格的なアクション俳優スティーブ・マックイーン

「キング・オブ・クール "The King of Cool"」と呼ばれたアメリカの俳優。

アンチヒーロー」としてのキャラクターは1960年代の反体制文化(英語版)にも共通するものがあり、1960年代から70年代にかけてトップ俳優としての地位を確立した。

スタント・パーソンに頼らない本格的アクション俳優として一時代を築く

代表作:『大脱走』、『荒野の七人』

Wikipedia, King of Creole

 

まとめ

エルヴィス・プレスリーが亡くなった1977年から数えること43年、2020年の今年85歳になる。

プレスリーの映画キャリアといえば、色鮮やかなミュージカルで記憶に残ることが多いが、キング・クレオールにはスピリチュアル的な何かが働いているようです。

キング・クレオールを演じた、ロック界のキングプレスリー

演じた映画の中で、彼は『キング・クレオール』が最高の作品といっていました。

クレオール X プレスリーの組み合わせもなかなかのものですね。