このブログは、40代 iSpiritsリーマンが「 なんとなくスピリチュアル的」なことに関してつづっています。
今回は、「黒人の血が一滴もない黒人、黒人のDNAを持つ白人」という題でお伝えします。
アフリカ系のDNAが0%の黒人
DNA遺伝子DNAテストキットを試したきっかけ
カリフォルニア南部の郊外にある高校の校長であるウェイン・ジョセフは、
アメリカの黒人について研究をしています。
2006年4月にTVでDNAテストキットを販売している
「DNAプリントゲノミクス社(DNA Print Genomics)」コマーシャルを見て、
自分の遺伝子に興味を持ったといいます。
「自分の何%がアフリカ人なのだろうか?」
「残りの%どうなんだろう?」と興味を持ち、
キットを取り寄せ、両頬を綿棒で拭い、キットを返却したといいます。
<Homepageより転用 DNAテストの共同発明者マーク・シュライバー>
テスト結果
数週間後、カリフォルニア州クレアモントの自宅に結果が到着しました。
最初はざっと目視しただけでしたが、その後ふと以前読んだ書物と全く同じだったことに気づいた。
57%のインドヨーロッパ人
39%のインディアン
4%の東アジア人
0%のアフリカ人
ショックの後と自分のアイデンティティ探し
ウェイン・ジョセフは自分が黒人ではないということを発見してしまったのです。
「冗談交じりで、人間50歳になると既に自分というものを確立しているので、予想に反した結果がでると動揺するもんだよ」と言っっています。
この結果は、ジョセフの初婚相手の黒人女性との間にできた、子供たち、マーティンとケニアを揺さぶった。
「正直なところ、何を言えばいいのかわからなかった。完全なショックを受けました。」とケニアは言っています。
ジョセフは、母親のベティ(マーティンとケニアの祖母)に自分は養子かと尋ねてしまった。そうです。
ジョセフ家はクレオールの家系であり、必ずしもアフリカの祖先を意味するわけではありませんでしたが、DNA検査の前は、ルイジアナ州で住んいる自分は黒人であると自負していたといいます。
ジョセフの母(76歳)は、息子のウェインの結果を見ても、自分は黒人女性であると主張しているようです。
しかし、ウェインの子供たち(マーティンとケニア)は自分たちのアイデンティティを探し始めているようです。マーティンは、自分たちは何人種なんだろうと疑問を投げかけるようになったといいます。
疑問の余地はない!黒人は黒人
DNA検査は祖先系の遺伝子のごく一部に対しては正確性に欠けるともいわれています。
仮に、再テストを受けてアフリカ10%となったら?それでハッピーですか?
アメリカ南部の「オキテ」
ジョセフは南部の昔からの、そしてこれからも変わらない永遠のオキテを語りました。
彼によると、いわゆる「ワン・ドロップ(一滴の血)」のルールは、
「この国では、1人の黒い先祖または黒い血を持っている人は誰でも、黒人と見なされる」ということです。
「ワン・ドロップルールは、白と色を一滴の黒い血で汚してはならないという奴隷時代の奴隷所有者によって課されたルールであった」ともジョセフは付け加えています。
「それでいまも、この国の黒人と白人はまだそのルールを守っています。」
黒人の祖先を持つ人の中には、自分たちを白人と見なす人もいる
ーヒューマン・ステインー
黒人の祖先を持つ人の中には、自分たちを白人と見なすことを選ぶ人もいます。
アフリカ系アメリカ人が経験する人種差別をを回避するために。
ハリウッドで古くから親しまれている、映画「The Human Stain」が代表例です。
—アフリカの遺伝子を持つ大学教授が白人でユダヤ人として住んでいるー
大多数は黒人として生きる
ジョセフの出生証明書は、彼はニューオーリンズで生まれで、彼の人種と色を「ネグロ(黒人)」と記載しています。もちろん、彼は50年間、黒人・クレオールとして生活していました。—
ジョセフが体験した人種差別
「以前、白人の子供たちからn ---- rと呼ばれていた」
「友人と一緒に警察に挑発されたこともある。
黒人以外の選択権がないとは?
・自然に家族に黒人であることへの誇りをもつことになる
・「黒人の遺産を受け入れるように成長するように教えられた」と息子のケニア
それは、黒人が奴隷解放から今までの人種差別に立ち向かった歴史に誇りに思うこと
ウェイン・ジョセフ妻(マルシア)は白人です。彼らは17年間結婚しています。
ウェインの長男マーティンは、祖先がドイツ人でヒスパニック系の女性と結婚しており、孫のステファニーがいます。長女ケニアは、MBAの勉強をしており、メキシコ系の男性と結婚しています。
ウェイン・ジョセフの友達は、多くの黒人とほとんどが白人以外ということです。
しかし、アフリカ系アメリカ人として長年彼を知っていた後、彼がDNA検査について彼に彼らに話したとき、彼らはそれを完全に理解しませんでした。
アメリカの人種的アイデンティティへの挑戦
ジョセフのアフリカ系の血液がない黒人であるというDNAテストの結果は
DNAテストの共同発明者マーク・シュライバーはこう言っています。
「米国はいつも二分されています」
「あなたは黒人か白人のどちらかですか?」
200年前は、この問いは生か死かを意味したんですから。
マークはこうも言っています。
テストが常に正しいとは言えない。
それでも、ジョセフを含めて約7,000人がこれを結果を受け入れています。
DNAプリントゲノミクス社のフルダカス(Tony Frudacas)氏は、白人至上主義者から最近、多くのヘイトメールを受け取っていると語ってます。
・彼ら自身のゲノムに何が見つかるかを恐れているかもしれないということです。
・ヨーロッパ系アメリカ人の5%はアフリカの祖先を示している。
ということは、白人のアメリカ人の約20人に1人がアフリカの遺伝子を持っていることだからです。
もし自分が純白人ではなく黒人とネイティブ・アメリカンの療法の血が混じっていたら?
因みに、フルダカス氏は約6パーセントのネイティブアメリカンの祖先を持っているそうです。
「その結果を見たときの私の最初の考えはカウボーイとインディアンの映画を再び同じように見ることはできなかった」と語っています。
加えて、彼の血には
アフリカ人の10%であることを発見しました。
難しい決断
つまり、古い1ドロップルールの下では、冒頭のルイジアナのクレオールのウェイン・ジョセフよりも黒人であるということも言えます。
では、ジョセフは国勢調査用紙のレーススペースにどのように記入するのでしょうか。
それは過去と未来の間の選択の問題であると彼は言います。
「未来は私の孫です」とジョセフは言いました。
「祖父がどちらかを選んだと彼らに言えるようにしてほしい。
その国勢調査のフォームが提供された場合、「ネイティブアメリカン」をマークします。私がこの国の出身だとか、私の話がアメリカ独特のものだと誰も疑わないからです。」
まとめ
アメリカには、黒人の血が一滴もない黒人、黒人のDNAを持つ白人
人種の定義はむつかしい。これだけ人種が混じってしまうと難しいですね。