このブログは、40代 iSpiritsリーマンが「 なんとなくスピリチュアル的」なことに関してつづっています。
ネイティブアメリカンの「オジブエ族」と「マコモ」(真菰/まこも)について少し調べてみました。
ワイルドライスは依然としてオジブエ族の主食だそうで、文化的、スピリチュアル的に重要で地域の祝宴や式典では必要なアイテムだそうです。
オジブエ族とは?
チペワインディアンはとも呼ばれているようです。(下の地図を参照)
種族:1600年代に複数の部族と一体化したアルゴンキン語を話すグループ
生活圏:主にミシガン、ウィスコンシン、ミネソタ、ノースダコタ、オンタリオ
生活:ハンターと漁師で生計を立てていたようです。
例えば、ミシガン州南部の部族は主に狩猟で生活していましたが、ワイルドライス、トウモロコシ、ジャガイモ、カブ、豆、時にはカボチャ、メロンを育てていたようです。
歴史:1763年 までカナダの一部はフランス植民地はフランス領でした。
この部族の戦士は優秀だったらしく、フランスとインディアン戦争でイギリス人と、
アメリカ革命の間はイギリス人とアメリカ人を相手に戦ったようです。
下記はオジブエ戦士の一冊の本です。世代を超えても勇敢な戦士だったのでしょう。
【著者】バンクス,デニス
1937年、米国ミネソタ州のリーチレイク居留地でオジブエ族として生まれる。
1968年にAIM(アメリカン・インディアン・ムーブメント)を設立し、
インディアンの“レッドパワー・リーダー”(米国先住民公民権運動家)として知られる。
1978年から平和と環境保護をテーマに「セイクリッド・ラン」を主催。
【内容】
踏みにじられたプライドを取り戻せ!差別と権力を震わせた反逆のゴースト・ダンス!
米国のベストセラー上陸!インディアン戦士の興奮の実話と、最高のメッセージ。
トーテム・ポールとオジブエ族
ここに面白い話があります。
トーテム・ポールのトーテムという言葉は、アメリカ北東部に住むオジブエ族が、自分たちの先祖として崇拝していた動物(まれに植物や自然現象)を”オトテマン(Ototeman)”と呼んでいたことに由来する*1
トーテムは、もともとは動物だけであって、各部族の先祖としてみなされていた。
トーテムは母系で継承され、そのトーテムを殺したり(あるいは、未開社会ではよくあることだが、食べたり)、同じトーテム属するものどうしが性的に交わったりすることが禁止された。
ワイルドライス
タンパク質が豊富で、脂肪分とカロリーが低いワイルドライスは、栄養価が非常に高く長い期間保存が可能です。*2
水鳥の重要な食糧源と生息地になくてはならない
ワイルドライスは、Manoomin(マノミン)とも呼ばれ水鳥の重要な食料源であるとともに、生息地になります。
ワイルドライスは水草で白米や玄米とは関係ありません。
晩夏から初秋が最適な収穫時期です。
昔から伝えられてきた方法で収穫することにより、すべては取らずに共存共栄することでワイルドライスはのこり動植物がのこりの恩恵を受けます。
これがワイルドライスと日本の「マコモ」(真菰/まこも)が同じような霊草といわれるゆえんです。
日本のマコモも、水鳥が生息する地域に繁殖し不思議な効果を発揮しています。
詳しくはこちらをご覧ください。
神からのお告げで見つかったワイルドライス
彼らの口承の伝統によれば、予言はスペリオル湖オジブウェに、大西洋岸の歴史的な故郷から移住し、「食物が水の上で成長する場所」が見つかるまで西に旅するように指示しました。この場所を見つけたときに永住するようにと指示されました。
物語は、彼らがこの特別な場所を見つけるために神聖なメギスの貝殻を追ったオジブエの人々の旅について語っています。彼らが見つけた食物は、スペリオル湖の支流、湖、そして沿岸地域の水で育つワイルドライスでした。彼らは毎年の収穫と長い冬を生き残るためにこの貴重で栄養価の高い食品の保存に依存していました。
[ワイルドライスの生息地]
浅い水域で最もよく成長し、底はやや水流のある柔らかい泥状の底でないとダメらしく、濁った水はワイルドライスの発達を妨げる可能性があるようです。
川、入口と出口のある湖、スペリオル湖の沿岸湿地が理想のようです。
水深は植物の生存にとって重要で、0.5〜3フィートの範囲の水深で成長し1〜2フィートが最適です。
6月中旬:葉が水面ギリギリに成長し水中で「呼吸」しているようです。
7月中旬:マコモの丈がのび、秋に刈り取るということです。
気候関連の問題
水位の変動:
水が少なすぎたり多すぎたりすると、害が及ぶ可能性があります。干ばつによる低水位は、湿地の土壌を乾燥させ、植物を殺す可能性があります。
激しい降雨イベント:激しい降雨イベントが増えると、野生イネ植物が根絶したり、溺れたりする可能性があります。特に、それらが発生の重要な「浮遊葉」段階にある場合です。
侵略的種:ナマズガマやユーラシアミズハギなどの侵略的種が野生の米の生息地を引き継いでいます。
病気と害虫:野生のイネの褐斑病は、温暖化気候が真菌性の病気に有利な暖かく湿った空気を作り出すにつれて増加しているようです。真菌性疾患は、激しい雨の発生とともに、2010年の野生米の収穫量を25年間で観測された最低レベルにまで著しく減らしました。暖かい夏と穏やかな冬は、昆虫、特に蛾の幼虫の一種である「稲虫」の個体数を増やす可能性もあります。イネミミズはマノミンの種子生産を減らすことができます。
まとめ
ワイルドライスは
・依然としてオジブエ族の主食でスピリチュアル的に重要で祝宴や式典では必須
・水鳥の重要な食料源であるとともに、生息地にあります。
・タンパク質が豊富で、脂肪分とカロリーが低く、栄養価が非常に高く長期間保存可能
「マコモ」(真菰/まこも)
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